1.MIDI音源によるサンプル曲です。(16KB)

2.「信夫の里」 ライブ録音のナレーションと演奏全曲をUPしました。(H.16.12.1)UP
   ナレーション   演奏全曲

   *上記で聴くことができない場合はこちらをお試しください。
     ナレーションshinobunosato-kaisetu.wma  
 
     演奏全曲 shinobunosato.wma

解説

尺八二重箏曲
     「信夫(しのぶ)の里」        佐藤障山 作曲

この曲は、私の故郷「信夫の里」(現在の福島県福島市周辺)の四季を表現したものです。
吾妻山系などの山々に囲まれた盆地で、ほぼ中央には、信夫山という小高い島のような山が
あり、自然に恵まれた穏やかなところです。
冬は、一面銀世界、身がしまる思いです。やがて、ゆるやかに春がしのびより、さくら・
ももなどの木樹が花を咲かせ、
一面花のじゅうたんを敷き詰めたようになります。ようやく、
人々にも活気が戻り、夏・秋へと希望をたくします。
鳥のさえずり・かえるの声・虫の音が、人々を急き立てます。そして収穫。活気は最高潮と
なります。
やがてまた、しずかな季節へと移ります。

以上の情景をなつかしく思いながら、感じたままを表現してみました。
田舎の素朴さや、のどかさが、感じられればと思います。

一九九六年 七月 都山流創立百周年記念
          第九回 柊山会尺八演奏会 にて
           第一尺八 佐藤障山 第二尺八 森田柊山 により初演。

下記URLは、関連のサイトへのリンクです。

http://www.kanouya.co.jp/hot/kanko.html
http://www.naf.co.jp/utsukushima/sight/kanko/kanko30.stm
http://www1.sphere.ne.jp/kusitu/


All rights reserved .
掲載中の画像・文章・音声の無断転載、及びhtmlソースの無断流用は禁じます。
事前にご連絡くだい。
Web_Master:shakuhachigaku_web_master@yahoo.co.jp